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彼女の思惑 2

Author: 煉彩
last update publish date: 2026-02-10 00:17:02

 まさか彼女がうしろにいたなんて。

 全然気がつかなかった。

 身体が固まりそうになったけれど

「なに?」

 冷静に冷静に。蓮さんのアドバイスを思い出す。

 それに今は優菜が隣にいてくれて良かった。

「美桜は、話したいことなんてないんだけど」

 優菜が代弁してくれた。優菜はこの間のこと知っているから。

 真帆ちゃんに対して、前よりもさらに厳戒態勢だ。

「優菜ちゃんには言ってないんだけど。私は美桜ちゃんに言っているの。とにかく、今日のゼミの授業が終わったら、そのまま少し残って。ああ、別に優菜ちゃんは残ってなくていいから」

「何それ?私だって残るよ」

「どっちでもいいけど。それじゃあ、またあとでね」

 真帆ちゃんは自分の要件だけを伝え、すぐその場から立ち去った。

「なに、あの態度。美桜、どうするの?」

 今日はアルバイトも休みだ。

 私は悩んだが、彼女と話したい気持ちもある。

 真帆ちゃんを無視して、もしも行かなかったら、また何か嫌がらせをしてきそうだ。今度は私だけじゃなくて、優菜にも何かしてきそう。

「私、残るよ。優菜は帰っていいから」

「そんなわけにいかないよ。何言われるかわから
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